新所沢レッツシネパークで翔んで埼玉を観てきた話
突然ですが、あなたは郷土愛、つまりは生まれ育った土地への愛はどれくらいありますか?
今回は、そんな郷土愛についての映画です。
一緒に来てみるか?所沢へ――。
最初にお断りですが、この映画は関東圏の特に一部の地名が、というより東京都区部以外のほとんどの地名が貶されます。
郷土を馬鹿にされて傷つく人は見ない方が良いかと思われます。
逆に、郷土を馬鹿にされても何も思わない人も楽しく見れないと思います。
この映画を楽しめる人は、郷土を、生まれ故郷を馬鹿にされても「なにをー!」って言い返したくなるような人、怒る人、そして内心「でもそうだしなぁ……」ってあきらめてしまう人、そんな人たちが楽しめると思います。
一番楽しめるのは埼玉県民、特に所沢市民だと思います(
とりあえず、ネタバレにならない程度にざっくりと内容を説明すると
- 埼玉が東京にすごくバカにされます。
- 千葉が東京にバカにされます。
- 23区外も都内なのにバカにされます。
- 23区でも端っこはバカにされます。
- 群馬はひどいことになっています。
- 茨木もひどいことになっています。
- 神奈川は割とマシです。
- 栃木……?
こんな感じの映画です。
漫画版よりもネタは濃く、各所に散りばめられています。漫画版を読んでいても絶対に楽しめます。
さて、私は今回、所沢市で一番大きい映画館である新所沢レッツシネパークで翔んで埼玉を観てきました。
新所沢駅から徒歩2分に位置するこの劇場は、コタツで映画が見れたり全席リクライニングシートだったりといろいろとすごいとこなのですがとりあえず今回はそれについては省きます。
一言で言いましょう。面白かったです。
これだけだと感想としては成り立たない気もするんですが、これ以上言うとネタバレになってしまいそうで怖いので劇場の雰囲気を伝えておきますね。
上映中は、事あるごとに笑いが周囲から聞こえてきました。悪い意味じゃなく、楽しくなれる雰囲気でした。上映終了後は拍手まで聞こえるくらいでした。
ここまで盛り上がったのは、ひとえに地元の映画館、それも、ほぼ本拠地と言っても過言ではない所沢の映画館だったからでしょう。多分、都内で観ていたらここまで楽しめなかったと思います。
本当に、埼玉県民は埼玉県内で観るべきです。ただし、池袋は埼玉県とします。
そうでない人も、なるべくなら地元で観るのが楽しめると思います。地元で観て、ぜひ地元への愛を思い出してください。
とにかく、観たいと思ったら絶対に見てください。
何が何でも観てください。
誰かにネタバレされる前に速やかに観てください。
たぶん、観ても損はしない筈です。